一番最初しかできない不思議な授業

一番最初しかできない不思議な作業

先ずこんなことを一緒にすることからはじめましょう。 プロジェクターで数を映し出します。その足し算をして答えを一斉に言ってください。………
keisan
え、いくつですか? 5000? 本当ですか?
そうです。正しい答えは4100です。正確に答えられた人、手を挙げてください。おや、4,5人ですね。あとはみんな間違えた。
そうなんです。これは「世界でいちばん間違えやすい計算」なのです。うそだとおもったら、ぜひ教室で生徒相手に確かめてみてください。まず9割は間違えま す。たぶん、小学生がいちばん正しく計算するとおもいます。 なんで、間違えるんでしょうね。不思議です。
実は、私はこの計算をある国際会議で行ったことがあります。英語でいいました。「Speak the answer in a loud voice at the same time!」こんな英語なら簡単です。みんないっせいに「one thousand and ten」と大きな声で答えてくれました。そして、最後に「Five thousand!」。「やったー」と思いましたよ。

「Is it true?」って聞き返すと正しい答えをいう人が現れました。ドイツ人です。彼は確信を持って「どうして5000なんだ。答えは4100じゃないか。こん な簡単な問題どうして間違えるんだ」といっていました。 そうしたらこれはイタリア人だったと思います。「いやこれは絶対に5000だ。ここに電卓があるから計算をしてみるぞ。………あれおかしいな。4100と 答えが出たぞ。これはこの電卓がおかしいのだ」ともっていた電卓を放り投げてしまいました。

私はこの「世界でいちばん間違えやすい計算」をはじめて教える生徒に必ずすることにしています。そして

『この実験おもしろーい。友だちにやってみよう。』と思う人は、私の授業を楽しくおもしろく受けることができるで しょう。ただし、他の学校の友達にやってもいいけれどクラブの先輩や後輩にはしないでくださいね。先輩たちはすでに知っているし、後輩たちには私がすると きにねたばれしていたらこまるので。

といいます。

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