倫理科の教科方針とカリキュラム

ここで、私が勤めていた学校の「倫理科」の「教科の方針」と「6年間のカリキュラム」について紹介しましょう。 curr1

私たちの学校には「清泉の根本精神」なるものが定められ、それにもとづいて各教科が「教科の方針」とカリキュラムを定めます。倫理科の場合これらは、学習指導要領の改訂があるたびに見直され、教科の会議で検討されます。

curr2 s7

カリキュラムに関しては、各学年で行われている授業の単元やテーマをカードにしてそれをマッピングしながら、どの学年で何を教えるのかを皆で検討します。

学年を横軸に、5つの分野を縦軸にしてそれぞれの単元テーマを位置づけていく作業をします。その5つの分野とは「神との関わり」「自然いのちとの関わり」「自分との関わり」「他者との関わり」「社会・世界との関わり」というもので、その分野ごとに学習方針が作られ、各学年でそれらをスパイラルに深化していくようにということで考えられています。

「根本精神にもとづいて」の中にある「周囲の人びとの呼びかけとニーズに応える」「神の内なる呼びかけと時のしるしに応えることの喜びを知っている生き方」「Getting Way of Life を捨てて Giving Way of Life を実践的に喜んで生きる」という表現が気に入っています。

「倫理科」の授業では、中1と中2では「建学の精神とキリスト教的生き方」を教える倫理、中3で「新約聖書」高1で「旧約聖書」高2が「公民科倫理」高3では「現代社会に生きる倫理」というように教えています。

では、この教科方針とカリキュラムにもとづいて、どの学年でどんなことを教えているのか、できるだけ具体的に実践的に、時間の許す限り紹介していこうと思います。これはきっと皆さんが授業をするにあたって、あるいは担任やクラブでの指導においても、きっとどこかで役に立つだろうと思います。

次へ
このページのトップへ