第13回 学校の使命

イエス・キリストに根ざした福音宣教する学校
-カトリック学校の使命を果たすこと-

泰星中学高等学校
浦 善孝

「教会にとって福音をのべ伝えるとは、『よい知らせ』を人類のすべての階層にもたらし、『わたしは万物を新しくする』とあるように、固有の力で人類を内部から変化させ、新しくするという意味をもっています」(教皇パウロ6世、『福音宣教』no.18、1975年「ペトロ文庫版、2006年」)。

信仰を異にする教職員が、相互に宗教意識などの差異とそれから派生する葛藤をどのように理解し、その意識化によってどの程度の統一性を達成できるかという点にかかっている。…そして、教職員一人ひとりは、カトリック学校に新たな意味を注ぎ込む主体となることが期待されている。(北川直利『ミッションスクールとは何か』岩田書院、2000年)

カトリック学校の「根本決断」
-イエス・キリストに根ざした福音宣教する学校-

(1)カトリック学校は福音宣教の使命を持った教会の一部であり、同時に「完全な学校」
①神中心の学校 God centered school / not Godless School
→キリスト教的人間論 原罪の自覚と恵みによる人間性の回復と、超越に開かれた人間。人間教育における宗教の重要性。「恩寵は自然本性を廃棄せず、むしろ予想し、完成する」。この教育理念に合致しない自然主義やプラグマティズム等に拠る教育哲学に批判的。
②イエス・キリストとその後継者である教会に結ばれて、福音宣教を行うpastoral institute。
カトリック教会と学校の関係→勝手にカトリック学校と称することができない。
③キリスト教的価値観を基盤とした教育を行う「完全な学校」(『青少年の教育』p.31)。
カトリック教会は、自らの人間観と理念に基づいて全ての人びとを教育することができる教育の主体であると考えている。(『キリスト教的教育に関する宣言』#序~2)
a)キリスト教的価値観は、特に福音書のイエスの姿(言葉と行い)に基づく。
b)「福音化」は、判断基準、価値観、関心の的、思想傾向、インスピレーション、生活様式など、人に深く関わる(『福音宣教』no. 19)。カトリック学校は、生徒一人ひとりのそのような点に関わろうとする。
c)同時にカトリック学校は、すべての「学校」と同じ目標を分かち合っている。「学校そのもの」によって提供される教育は人間が真に成長してゆくために必須であり、教会はそれをすべての人びとに提供する責任があると自覚している。
-多くのカトリック学校は、「全日制普通科」(general education)である。
-生徒に高い期待を抱かせ、よい生活習慣と高度な学力を身に付けさせる。
→上記の①~③を学校の教育理念(educational policy / educational ideology)とする。

(2)カトリック学校の使命の拠りどころ
教育共同体の一員として、同じ教育に関する価値観を分かち合い教育活動を行なうことが期待されている。それは、不可避的に自分の生き方の態度決定を迫られる経験でもある。
①福音書のイエスの姿(言葉と行い)
②学校の設立母体である修道会の創立者の精神
③日本におけるカトリック学校が共通して持つミッション

2.カトリック学校の根本決断の刷新(renovation)-新・福音宣教する学校-
(カトリック学校の健全な保守主義 healthy conservatism of Catholic schools)

(1)カトリック学校で働く教職員のministeria (ministerium→勤務、奉職、役目、任務)
①カトリック学校が特別な使命を帯びており、その使命を果たすためには、教職員もそれを自覚する必要がある。カトリック学校の校務分掌を“ministeria”と理解したい。(ロマ書10:15)そうすることで、学校の根本決断と自律的に関わることができるのでは?
②カトリック学校の根本決断(カトリック学校の使命)と、そこで働く人々一人ひとりの生き方(vocation)や教育哲学が重複する領域があるとするならば、その領域において学校に関わる人々が協力してカトリック的教育を実践することができると思われる。
③生徒や保護者、地域住民の方々と学校の根本決断を分かち合う。

(2)教職員と経営母体である修道会との対話 mission visionの共有のため
①設立母体の最新の宣教意識を共有する。→宣教意識 implementationの場である学校
②修道会と学校現場レベルの教職員との対話 相互理解と創立者の精神の共有
a)修道会から → 学校が修道会の使徒職の場であるという意識 … visionの提示
b)教職員から → 自分の人生の実現に必要な場 … sheared vision
③司教区と各カトリック学校の関係→修道会は教会(司教)とのofficialな接続点
④設立母体の修道会によるスポンサーシップ
a)修道会は理事会メンバーとして学校経営に関与する。(設立母体の権利)
b)修道者・教職員からなるアニメーター・グループの設立。
c)理事会と校長、アニメーター・グループがカトリック性を維持・発展させる核。

(3)「協働の意識」とネットワークによる新しいカトリック学校の形態
①新たな担い手によって、学校の根本決断を自由に表現して行く。<第二の創立期>
② leadership shift / カトリック学校の教職員のメンバー構成の変化は、カトリック学校のあり方に影響を与える。リーダーシップの所在が変化するというイメージ。
③ clerical leadership to lay leadership / 新しいカトリック学校の権威構造authorityを、司祭・修道者(修道会)と教職員(信徒・非信徒)のコミュニケーションによって構築してゆく。リーダーシップ・コミュニティー? / 同心円的権威構造?
④まったく新しいカトリック学校の形態を創造する可能性を探る。「信徒の教会」、「基礎共同体」のイメージ?
⑤学校のリーダーシップをとる「人」、「グループ」の形成。

a)校長は、「教会の一部である信仰共同体としての学校」の霊的リーダーシップ(spiritual leadership)をとり、学校のカリキュラム全体にキリスト教的価値観を吹き込まなければならない(infuse)。信仰に関して、学校長を補佐する「グループ」も必要。
b)霊的リーダーシップの一部を学校外の教区へ委嘱することもできる。(信仰のリーダーシップfaith leadership / witnessing to one’s faith)

3.カトリック学校の刷新された根本決断の実践 -創造的自由の獲得-
(カトリック学校の健全な世俗主義 healthy secularism of Catholic schools)

(1)カトリック学校のアイデンティティの成長 -教育理念の今日化implementation-
① institutional identity → 自校の独自性への思いを深めると共に、自らの思いを表現(実践)し、他者から認められることにより、学校のアイデンティティは深められる。
②カトリック学校の「学校の雰囲気」(school atmosphere)、「学校文化」(school culture / school climate)を大切にする。それらがカトリック学校のアイデンティティを強化する。

(2)school cultureの涵養 -全教職員で「教会の所有する5つの教育手段」を利用- 1
①koinonia 様々な種類、レベル、規模の共同体作りと、相互の関係作り。相互を結び付けるものは「愛」である。様々な形の相互関係は、信頼関係を構築し友情関係を作る。このような感覚は、宗教的センスや霊性、信仰の基盤となることが期待される。
②leitourgia 祈り。祈りは神や他者、そして自分自身に対する関心である。祈りを通して、他者の必要を考え、神の意志を見出し、また自ら自身の思いに気づいたりする。特に思春期には、抽象的思考能力の発展も伴い、祈る体験を通して世界に実在する、それまで気づかなかった領域を見出してゆくことができるようになる。
③didache キリスト教の信仰について組織的に語り、教えること。「カトリック研究会」や宗教行事でなされる「説話・福音的勧告」もdidacheである。
④kerygma 聖書や神学(信仰の内容と形式)を学問的に教えること。いわゆる「宗教科」の授業はこれにあたる。たとえば、聖書のメッセージを解釈し、説明する。
⑤diakonia 奉仕活動のカリキュラム。イエス・キリストの姿に、彼らが従うことが期待される。もし生徒がキリスト教的価値観を身につけたら、彼らはそれを実践することができるだろう。宗教科の授業で学んだ知識、カトリック研究会や宗教行事で身につけた宗教性、祈りを通して神の自分への期待を知ることと他者への関心、そして生徒間や教職員との友情や信頼関係が、生徒の現実の行動につながるように。

(3)全教職員でカトリック的教育の実践に有益な心理学、教育学(pedagogy)を利用
学校は様々な目的を追求するが、もしカトリック学校であるならば、学校のカトリック的教育理念がすべての教育活動の根底にあることが望まれる。それは、生徒を養育(nurture)し、それによって彼らが「実存の意識」(霊魂の救い)を感じることができるようになることができる教育を期待することでもある。カトリック学校は生徒の「人間性」の領域まで、関わって行くことが期待されているのである。

①ハワード・ガードナーの多重知能(Multiple Intelligence)の理論 2
a)多重知能論は、伝統的な学力観を否定する。MI理論では、IQ測定に主に利用される
言語的知性と論理数学的知性に加え、空間的知性、身体運動的知性、音楽的知性、そして人格的知性と呼ばれる心的知性と対人的知性の7つの主な能力を認める。
b)多重知能論は、教職員が生徒一人ひとりをよく知ることに依拠する。
→生活の背景、長所、短所、興味、好み、不安、経験、目標などを知る必要性。
c)生徒の最新のプロフィールによって教育的決定がなされるべき。
d)真に理解することによって行動が変る。
e)教職員が想像力豊かで、生徒の多様性を認めることが必要。

②ネル・ノディングスのケアの倫理に基づく教育論 3
a)教職員が生徒を世話すること、生徒が他者やモノをケアすることを大切にする教育観の実践への招き。男性的倫理観一辺倒な世界観に女性の視点を入れる。
b)教師と生徒、生徒間で互いにケアすること、モノをケアすることを通して信頼関係を創造する。ケアすることは、相手を傷つけないこと。
c)生徒同士が互いにケアすることに価値を見出せば、次第に自分たちの生活様式は自分たちが知らない他の人たちの生活様式にどのような影響を与えているか関心を持ち、社会的次元でもケアできるようになることが期待される。
d)世話しようとする精神は学校の内在的カリキュラム(implicit curriculum)。

③ダニエル・ゴールマンの心の知能指数論 4
a)EQとは、Emotional Quotientの略称。EQは、IQ(知能指数)を補う、別の視点から人間の能力を見るための指標(数値なし)。原著のタイトルは、Emotional Intelligence。
b)前出のガードナーのいう人格的知性(心的知性と対人的知性)を重視し、特に人間の情動(emotion)を中心に人間の能力を描く。
c)自分や他人の、怒り、不安、悲しみといった感情を肯定的に消化できるか。
d)モチベーション、希望や目標保持、集中力は自己と他者に肯定的影響を与える。
e)共感できることは大切であり、そのために情動の動きは重要。各人の持つ情動の動きは、親子関係、友人関係、職場関係で他者へ影響を及ぼす(社会的知性)。
f)他者に共感することを教えることで、生徒は衝動や怒りをコントロールでき、自己認識能力や人間関係能力を高めることができる。
g)望ましい情動の動きを学ぶ場を家庭に期待できない以上、地域社会は子どもたちの情動・社会的能力の欠如を矯正する役割を学校に期待するしかない。

④ジェームズ・ファウラーの信仰発達理論5
a)社会学や心理学の視点からも信仰について理解できき、宗教教育の意義、人生における宗教の役割を理解する手がかりを得られる。
b)人間の全生涯から見た思春期における、信仰の発達状況や役割を知ることができる。
c)「回心」と言われる体験による人間の成長のプロセスや意義を知ることができる。
d)但し、キリスト教で言う「恩恵」による信仰への招きは、それが超自然であるがゆえに予期し得ない経験を人間にもたらす。

4.展望 -「預言者的選択」の一例として-

世界はポスト・モダンの時代と言われて久しい。実は、様々な境界を乗り越えて人びとと出会い、語り、教え、行なったイエス・キリストの生き方がカトリック学校の起源とすれば、彼の生き方は「当時におけるポスト・モダンな生き方」だった。
①若者は何らかの意味で疎外され「貧しい」状態にあるので彼ら、彼女らと連帯する。
②カトリック教会は、カトリック学校を通じて教育というチャレンジの緊急性に気付く。
③社会で生きてゆくための知識と、充分な人間的、人格的養成を行なう。
④ポスト・モダンの時代に生きる生徒たちに、新しい大きな物語を語ることは無理か?
*①~③は、非キリスト教国の日本においても「カトリック学校」の使命である。

以上

*このレジュメとほぼ同じ内容で文章化された記事は、2009年度の「養成塾」のHPを参照されたい(養成塾の記録 2009年度 第10回 11月21日「福音宣教する学校」)。

付 カトリック教育関連の参考文献表

【A.ローマ教皇庁が公布したカトリック学校教育関係の公文書(1927年以降)】

① 1929年 教皇ピウス11世回勅『青少年のキリスト教的教育』(邦訳、カトリック教育協議会  1957年)
② 1965年 第二バチカン公会議『キリスト教的教育に関する宣言』(邦訳、『第二バチカン公会 議公文書全集』、サンパウロ、1986年、pp.181-193)
③ 1977年 教育省『カトリック学校』(邦訳、日本カトリック学校連合会、1978年)
④ 1982年 教育省『学校に働く信徒の使命』(邦訳、日本カトリック学校連合会、1983年)
⑤ 1983年 教育省『人間愛についての指針:性教育についてのガイドライン』(邦訳、カトリック中央協議会、1988年)
⑥ 1988年 教育省The Religious Dimension of Education in a Catholic School: Guideline for
Reflection and Renewal (上智大学神学会『神学ダイジェスト』2011年夏号[no. 110]より連載で翻訳が掲載されている。)
⑦ 1997年 教育省『紀元二千年を迎えるカトリック学校』(邦訳、日本カトリック学校連合会、 1998年)
⑧ 2002年 教育省 Consecrated Persons and Their Mission in Schools
⑨ 2007年 教育省 Educating Together in Catholic Schools: A Shared Mission Between Consecrated Persons and the Lay Faithful
⑩ 2009年 教育省『教会の宣教使命に適応する学校の宗教教育』(書簡)(邦訳、カトリック中央協議会、2010年)
*上記の公文書は、すべて英文で教皇庁のHPで閲覧できる。
http://www.vatican.va/roman_curia/congregations/ccatheduc/index.htm

【B.日本のカトリック教育についての書籍】

① ハンス・ヘルベック『第二バチカン公会議と日本におけるカトリック教育』、カトリック教育協議会、1966年。
② 同上、「『キリスト教的教育に関する宣言』解説」、『光りをおびる教会』公会議解説叢書、中 央出版社、1969年、pp. 3-108。
③ ガエタノ・コンプリ『教育者へのドン・ボスコのことば』ドン・ボスコ社、1990年。(現在、 『若者を育てるドン・ボスコのことば』と改題されている。)
④ 岡道信『共にいる教育−アッシステンツァ−』ドン・ボスコ社、1996年。
⑤ 北川直利『ミッション・スクールとは何か:教会と学校の間』、岩田書院、2000年。
⑥ イエズス会教育使徒職国際委員会編、梶山義夫監訳『仕えるために−イエズス会教育の特徴−』 ドン・ドスコ社、2005年。
⑦ 佐藤八寿子『ミッション・スクール:あこがれの園』中公新書1864、2006年。
⑧ カトリック中央協議会日本カトリック学校教育委員会編『今、カトリック学校教育に求めら れていること』ドン・ボスコ社、2009年。
⑨ 森一弘、田畑邦治、M.マタタ編『教会と学校での宗教教育再考』オリエンス宗教研究 所、2009年。
⑩ 佐々木慶照『日本のカトリック学校のあゆみ』聖母の騎士社、2010年。
*個々の修道会のカトリック教育に関わる文献は、③、④、⑥以外にも多数ある。
【C.キリスト教学校懇親会公開講演会のリーフレット(いずれもドン・ドスコ社刊)】

① 山縣喜田代『女子高は時代遅れか』、2005年。
② 倉松功『カトリック学校とキリスト教学校 力を合わせて教育にはげもう』、2006年。
③ 湊昌子『今、あえてなぜ女子教育か』ドン・ドスコ社、2007年。
④ 高祖敏明『キリスト教教育の可能性−ともに学びあい未来を拓こう−』、2008年。
⑤ 西原廉太『現代に生きるキリスト教教育』、2009年。
⑥ キリスト教学校教育懇談会編『現代に活きるキリスト教教育−21世紀のキリスト教学校−』、 2009年。
⑦ キリスト教学校教育懇談会編『魅力はどこに−キリスト教学校が大切にしていること−』、 2010年。

【D.オリエンス宗教研究所『福音宣教』誌(近年のもの)】

① 河合恒男「まなびの道しるべ−カトリック学校における信仰教育−」2001年5月号〜10月号 まで5回連載。
② M. マタタ「カトリック系中・高等学校における宗教教育」2005年5月号、pp.3-14。
③ 高橋博「子どもを育てる使命」2007年5月号、pp.9-13。
④ 浦善孝「もう一つの教育システムとしてのカトリック学校」2007年12月号、pp. 12-21。
⑤ 高祖敏明「カトリック教育がめざすもの」2008年4月号、pp.3-9。
⑥ 浦善孝「カトリック学校の日常生活−救いの秘跡としての学校」2009年6月号、pp.26-32。
⑦ 田畑邦治「生きている人間に仕える教育」2010年3月号、pp. 3-8。
⑧ 星野匡邦「カトリック学校で育てられて−イエスを伝える学校−」2010年4月号、pp.3-7。
⑨ 英隆一郎「カトリック学校の未来」2010年8・9月号、pp.46-51。
⑩ 浦善孝「福音宣教する学校−カトリック学校の使命」2011年3月号、pp.30-33、4月号、pp.37-41。

【E.上智大学神学会『神学ダイジェスト』誌】

① P. H. コルヴェンバッハ、浦善孝訳「現代に挑戦するカトリック教育」、2000年夏(88号)、pp.80-86。
② ピタウ、秋葉悦子訳「キリスト教信仰とカトリック教育の四つのイコン」2001年冬(91号)、 pp.55-60。
② B. ファインがー、宮井純二訳「学校での聖書教育」、2002年冬(93号)、pp.112-123。
③ S. ミーディマ、浦善孝訳「ミッション・スクールのアイデンティティと生徒のアイデンティティの形成」、2005年冬 (99号)、pp.6-19。*99号は「ミッション・スクールと宗教教育特集」。
⑤ T. H. グルーム、田中智里訳「総合的信仰教育」、同上、pp.20-30。
⑥ F. C. ミュラー、片柳弘史、宮井加寿美訳「修道会による学校への支援(スポンサーシップ) −カトリック学校の伝統を守るために−」、同上、pp.31-50。
⑦ M. T. ハリナン、浦善孝訳「岐路に立つ米国のカトリック学校」、2007年冬(103号)、pp.40-64。 *103号は「カトリック学校特集」。
⑧ J. J. ディジャコモ、川越尚訳「カトリック学校への提言−生きた信仰への教育」、同上、 pp.64-70。
⑨ バチカン・教育省、浦善孝訳「カトリック学校における教育の宗教的次元−評価と刷新のためのガイドライン」、2011年夏号(110号)、pp.129-137。(以降、連載で掲載される。)
(神学ダイジェスト編集室 上智大学神学部 図書館内 03-3594-4349)

*この他に、カトリック教育学会の紀要『カトリック教育研究』にも、カトリック学校やカトリック教育、宗教教育に関わる研究が紹介されている。毎号、学会でのシンポジュウムに基づく特集記事も組まれている。http://wwwsoc.nii.ac.jp/nssce/index.htm

【F.米国におけるカトリック学校に関する研究書】主なもののみ

① Bryk, Anthony S., Valerie E. Lee, and Peter B. Holland. Catholic Schools and the Common Good. Cambridge: Harvard UP, 1993.
② James Youniss and John J. Convey, Catholic Schools at the Crossroads: Survival and Transformation. New York: Teachers College Press, 2000.
③ Thomas C. Hunt, Catholic Schools Still Make a Difference: Ten years of Research 1990-2000, Washington DC: National Catholic Educational Association, 2004.
④ Thomas C. Hunt, Ellis A. Joseph, and Ronald J. Nuzzi, ed, Catholic Schools in the United States; An Encyclopedia (2 volumes) Westport, CT, Greenwood Press, 2004.

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